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ルーバー窓、ジャロジー窓は付いてませんか?

  • リフォームコラム
ルーバー窓、ジャロジー窓は付いてませんか?

あなたの住まいやご家族、お知り合いの家にルーバー窓、ジャロジー窓は付いてませんか? 
実はその窓とても危険の高い窓なんです。

今回は、そんなルーバー窓・ジャロジー窓の危険性と特徴についてご紹介をさせていただきます。

あなたのおうち狙われているかもしれません

玄関の鍵穴は完璧に換えたのに…

玄関の鍵穴は完璧に換えたのに…

泥棒の侵入経路は実は窓からが6割を閉めるのです。
空き巣被害に悩まされていた住人が室内に防犯カメラを設置したところ、その結果に犯行の一部始終がしっかり映っていたというニュースがありました。

被害に遭った男性は玄関のドアの鍵穴を交換して、合鍵の鍵番号は他人に見せたことはありませんが、被害は全く収まらず「全部で数十回は入られた」そうです。

多い時には2日連続や3日連続ということも…。
玄関の防犯対策はしっかりできているはずなのに、どうしてそんなことになってしまったのでしょうか?

どこから繰り返しはいっていたの?

空き巣はどこから繰り返しはいっていたの?

その空き巣は、なんと浴室のルーバー窓から侵入していたそうです。
「え、こんなところからどうやって?」
と思うと思いますが、実はルーバー窓って外から簡単にガラスを外すことができるんです。

ルーバー窓・ジャロジー窓って?

ルーバー窓・ジャロジー窓って?

正式にはガラスルーバー窓でジャロジー窓とも呼ばれています。
6ミリ程度の厚さのガラスを細長く切断して加工した複数枚の横型のガラスルーバーをハンドルで操作、回転させて開閉する窓です。

換気や通風がしやすく、見た目もオシャレという理由で人気を集め、80~90年代に流行しました。
最近は危険が認識されてきたため、新築でこういうルーバータイプの窓はあまり使われなくなってきましたが、脱衣所、洗面所、浴室、トイレを中心に全国で約2,000万窓が施工され、住宅の5軒に2軒はガラスルーバー窓が使われています。(㈱LIXIL調べ)

そして、現在「隙間風が入る、窓辺が寒い」といった悩みを感じているお客様も多いようです。

ルーバー窓・ジャロジー窓の危険性

ルーバー窓・ジャロジー窓の危険性

防犯対策のキーワードとして「手こずらせる、ためらわせる。」というのは有名ですよね。
ガラス破りに強い窓を選んだり、二重窓にすることで侵入を諦めさせるのです。

その面ルーバー窓は元来、換気重視の窓で気密性、防犯性はあまり考慮されていません
デザイン性や換気機能を優先したため、防犯能力は全く無い窓なのです。

そしてガラスを割らず、音をたてず、屋外から数分で侵入できる、最も無用心な窓。
泥棒にとって実はこれ以上にない美味しい窓なのです。

手口としては、ルーバーサッシの外枠とガラスを接続している金具を広げ屋外からガラス板を引き抜きます。
ガラスを割らずに1枚づつ外し、プロなら数分で全部引き抜くことができます。
ルーバーガラス板を割らずに数枚外し元に戻すと、入居者は侵入された箇所が解らず、なんと再侵入の恐れすらあるのです。

実際に同じルーバー窓から三度も空き巣侵入の被害にあったという方もいらっしゃいました。
下見の際、浴室や勝手口周辺のルーバー窓を探し侵入する常習犯も居るのです。

写真でご覧の通りガラスに枠がないので破壊や取り外しが容易です。
ハンドルで操作するため、一見外部からは開けにくく、開口も細いために防犯的であると思われていました。

しかし、実際にはガラス部分のエッジ処理がなく、切りっぱなしの状態であることから、破壊は容易で、しかも大きな開口があけられやすい構造なのです。
エッジが剥き出しであるということは、たとえば、網いりガラスを使用した場合は、挟み込まれた金属線がさびるので、自然と割れてしまうこともあります。
デザイン重視のアルミ面格子がセットされることもあり、多少は防犯性能があがります。

しかしプロの空き巣に狙われたらドライバーやハンマーで簡単に破壊、侵入されてしまいます。
また、ガラスに防犯フィルムを貼ってもルーバー窓、ジャロジー窓のガラス本体が簡単にはずされてしまうのであまり効果があるとはいえません

ヒートショックの原因にもなっています

ヒートショックの原因にもなっています

ヒートショックとは、暖かい場所から寒い場所へ移動することで、血圧が上下に大きく変動すること等が原因となり、起こる意識障害のことです。
家庭内の死亡事故の多くは、部屋の温度差が原因であり、ヒートショックに関連した入浴中の急死者数は年間1.9万人、交通事故による死亡者数の4倍とも言われています。

失神、脳梗塞、心筋梗塞や不整脈などが引き起こされ突然死に至ったり、浴室で起こると転倒の危険や、失神して溺死するなど命に関わる場合もあります。
冬場に多発する入浴中の事故は特に高齢者が多いのが現状です。

ルーバー窓は換気機能を優先した窓のため、気密性は重視されておらず、すきま風が多く熱損失が非常に多いという欠点があります。
そのため、こうした事故を未然に防ぐためにも断熱性の高い窓へのリフォームは大切であるということがわかります。

ルーバー窓・ジャロジー窓の交換はPATTOリクシル マド本舗 つくば住生活にお任せください!

ルーバー窓・ジャロジー窓の交換はPATTOリクシル マド本舗 つくば住生活にお任せください!

ここまで、ルーバー窓、ジャロジー窓の危険性と特徴についてご紹介してきました。

PATTOリクシル マド本舗 つくば住生活では、リクシル認定のプロによる窓・ドアなどのリフォームを承っておりますので、
ルーバー窓、ジャロジー窓の交換をお考えの方はぜひお気軽にお問い合わせください!